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わかるとできる物語 第3章 2 直営教室の実績が基準

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直営教室の業績次第でそのFC本部の信用度は決まる。儲からない直営教室であれば、加盟する方はいなくなるし、加盟されている企業様の信用も失くす。加盟されている企業様からロイヤリティーを頂いている以上、しっかりしたビジネスモデルを直営教室で創り、加盟校様にお示しする必要がある。

 

直営教室のスタッフが本来の目的を忘れては困るので、僕は年に幾度か直営教室の意義について話すようにしている。長年、直営教室の運営をしてくると、教室運営は教室スタッフの意識にあり、その意識を創るのは経営者の意識に他ならないと悟ってくる。つまり、業績は社長の言動次第ということになる。

 

起業して、そこそこ会社が大きくなると、僕は映像授業の製作や加盟校指導に専念し、直営教室の運営は担当幹部社員に任せるようにしたが、どうしてもうまくいかない。担当幹部が直営の意義を忘れて自己流に陥ってしまう。加盟校指導などまったく忘れた行動に出るようになり業績を落としていく。

 

結局、直営教室の運営は担当幹部を置かないようにして、社長である僕に直結した組織にして改善し、業績を一気に押し上げた。直営スタッフは本日採用されたパートスタッフであっても、直接僕に相談や質問することができるようになった。彼らと直接接することができて、教えられることも多くある。

 

FCに加盟して、業績をあげる社長とそうでない社長様は、スタッフ研修をお願いしても経営者である自分自身は問題外だと思っている方が多い。僕の体験から、企業業績は社長の心がけ次第だと云わざるを得ない。しかし、僕の体験談をお話ししても治らないのが社長たる者、感情のまま贅沢や遊興に走りがちで困った人たちがいた。

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