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オリジナルなアイデアでなければ儲からない

2014-10-07 13.27.24-1

新大阪駅や関西空港で一番行列ができているのは、大阪名物 551蓬莱の「豚まん」。一つ一つ手包み、豚肉はダイス状に荒切りカット、甘い玉ねぎと、ふわふわの皮、人気商品は、誰にも真似ができない商品やサービスを提供している。すぐに真似ができる商品であれば、あれほどの行列を長年維持することはできない。

 

人工衛星や無人偵察機のカメラレンズは日本の中小企業が納入しているが、ひとつ1000万円ほどのレンズは世界一の高性能で、誰も真似ができないので、値段はメーカーの言いなり。こうしたカテゴリーキラーとなる商品やサービスを提供できる企業業績は安定している。

 

他社の営業マンがやってきて、話を聞き、導入できそうなものを選別している企業は儲からない企業の手本のようなもの。儲けている企業は、自社の社員がオリジナルなアイデアを出して、そこに他社の技術が必要であればみすから営業に出向く。アイデアはあくまで自分オリジナル。

 

自社商品の開発は、他社の技術におんぶにだっこではなく、自社開発のモノが多い。組み立ては外注しても、アイデアは自社のモノ。みずからのアイデアを引っさげて協力企業を回る社員がいる企業は強い。オリジナルなアイデアこそ収益の源泉であり、真似をする企業業績は不安定。

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