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国際法は無視するに限る  

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国連で決めたことを守らないのは、常任理事国でも当たり前で中国に限ったことではない。アメリカもロシアも自分たちの意見が通らなければ無視して自分勝手にやっている。国家のリーダーは理性的で話し合えばわかるなどということはない。彼らは感情的で強権的、武力でもって考えを押し通すことは平気。

 

大量破壊兵器を持っているからと他国に攻めてはみたものの、大量破壊兵器がなくても弁明しないし、領土裁判でダメだと言われても無視して自国の領土だと主張する。米軍基地が撤退すると、今がチャンスとばかりに岩礁を埋め立てて領土にしてしまう。まるで、やくざの縄張り争いをみているよう。

 

大量の石油を輸入している常任理事国が、輸入先の国家が王族で利権を確保して、どんなに国民を虐げていても注意しないが、それ以外の国であれば人道的立場からと注意する。核兵器を持っている国が、隣国と紛争していても、隣国が核兵器を所有した途端に紛争がピタッとやむ。

 

日本は被爆国だが、戦争では民間人を殺すことを目的にした行為は認められていないと焼夷弾を使った爆撃や原爆の投下を非難することは避けられている。戦争はルールがあってなきが如しで、いったん戦火がはじまれば何をしても勝った国の理屈がまかり通る。有史以来、何も変わっていない。

 

核兵器を持っていることで強権的脅しをかけて外交交渉を有利にもっていくのが常套手段の国もある。核兵器を持っていない隣国は、いつも怯えながら米軍基地があることで守られていると考えているが、アメリカの利益にならないからと逃げ腰になってきている。国家のリーダーは、日本人の常識からはかなり違う。

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