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帰省ラッシュ

 

正月が過ぎると田舎に帰省していた人々の移動が一斉に始まる。駅に行ってから都会行のチケットを購入しようとするとすでに満席で自由席を購入して立ちっぱなしでの移動になる。しかし、スマートフォンで空き席を探しながら予約すると割引価格で購入できるし、しっかり席も指定することが出来る。

 

高速道路は大渋滞で、1時間で移動できる距離を3時間もかかって移動する状態になる。集中する渋滞を避けるには早朝や深夜の移動になってしまう。もしも、ウーバーのようにスマートフォンで移動先を入力して同じ目的地に移動する数人をまとめて座席に座って移動すれば車の数は減少させることが出来るので渋滞も緩和できる。

 

AIによる自動運転の空飛ぶヘリコプター(ドローン)が、移動手段になれば交通渋滞はなくなる。AIが気象状況やドローン同士、高層建物や電波塔などを認識しているので衝突の危険はない。仕事をするのに職場に行かなければならないのを、ネットとバーチャルリアリティー(仮想現実)を活用するようになれば通勤すらなくなる。

 

バーチャルリアリティーを活用すると自宅にいながら帰省しているのとほぼ同じ体験ができる。移動の費用や渋滞時間の無駄を考えれば、こうした取り組みは現実味を帯びてくる。友達数人が集まってそれぞれが好きな食べ物を食べながら一緒にいるような仮想空間でおしゃべりを楽しむことが出来る。

 

高齢化している日本では、自動車事故の原因にシニアの方のブレーキとアクセルの踏み間違いや高速道路の逆走、ノロノロ運転やスマホのながら運転などがある。すでに、人が運転する方が危険な状態。自動車の自動運転は益々進むし、地球温暖化防止や大気汚染をなくそうと電気自動車が多くなると感じる正月だった。

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