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香害(こうがい)

 

タバコや体臭、洗剤に含まれている香料など匂いが原因で耐えられないと訴えるケースが相次いでいる。不快感を感じ、くしゃみや吐き気、頭痛やアレルギーなどの症状が誘発され、健康に害を受けるようになる。僕も、匂いには敏感でくしゃみするしタバコの匂いには不快感を感じてしまう。

 

カナダでは公共の場では香水は禁止になっているが、日本では匂いにはワガママだと否定する方も多い。男性社員の体臭に我慢ができずに転職する女性社員もいるが、ワガママな女性だと何の反省もないことが多い。夜にお酒と餃子などを食べていると、口臭がきつくて閉口するが本人にはわからない。

 

タバコの匂いも喫煙者にはこうばしい香りだが、禁煙者には耐えきれないほど辛い。レストランで隣の方がタバコを吸い始めると僕は、すぐに席を立って黙って食事を終えるようにしているが、くしゃみが始まり不快感でとても食事を続けることが出来ないからだ。こうしたことは、本人にしかわからない。

 

田舎では、地区の集まりでタバコを吸うのは当たり前。集会場はタバコの煙で充満するようになる。こうなると、僕は耐えきれないし目も充血している。お酒も飲めないし、タバコにも敏感なので集会は苦手。お酒とタバコの香りで充満している居酒屋は逃げるしかない。それでも男かと叱られそうだ。

 

香水の匂い、化粧品の香り、芳香剤の香りなど人工的な香りに敏感で、くしゃみが始まる。しかし、魚を焼く匂い、草木の匂いなど自然な香りにはこうしたことは起こらない。野菜やフルーツ、魚を中心にした食事をしていると体臭もほとんどないが、肉食とパスタてんぷらなどの揚げ物を中心にした食事だと体臭はきつくなる。

 

飛行機などで両隣にニンニクの香りがきつい方が座ると、離陸するまでに吐き気がしてくる。頭痛もしてくるしジッと座っていられない。何とかしなければと、匂い消しのマスクをネットで調べると、活性炭入りのマスクがあり、これを利用すると少しはましになる。匂いは本人がわからないだけに厄介な公害。

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