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死に際、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと」

 

会社勤めをしていると健康診断に毎年行ける。若い頃は、肥満、高血圧、高脂血症、血糖値が高い、痛風など生活習慣病のオンパレードだったが、64歳になった今では何の問題もなく過ごせている。

 

健康を維持するために必要な睡眠、運動、食生活について改善しているかという調査で、日本は先進諸国の中でも最悪な状態だそうで、健康保険に入っているからたとえ病気になっても何とかなるだろうと安易な気持ちで過ごしているとか?

 

人間ドッグに入って健康診断を受ける人の93%が何かしら不健康で、健康な方は7%しかいないそうです。サラリーマンの10人に9人は何かしら不健康で、健康な人は全体の1割しかいないそうです。

 

充分な睡眠=ぐっすり眠れない人は何かしら病気になっている、適度な運動=運動しないのは筋肉の衰えを招き危険、食生活=偏食や暴飲暴食を避ける、いつまでも健康で長生きするには日頃の行いが大切。

 

僕の父も癌になり、食事が偏っていたことを悔やんでいた。外食が多く、居酒屋が好きだった父は夜遅くまで飲み歩いていた。それが楽しみだったし、酒が飲めない人生など面白くないと言っていた。

 

そんな父も癌になると「お前が肉ばかり食わせるからだ!」と母に当たり散らしていた。もっとも喉頭がんの原因は飲酒で、肉食が直接の原因ではない。死を前にして父も母に当たるしか恐怖を乗り越えられなかったのだろう。

 

母はそんな父を温かく包み込んで看病していた。父のことをよほど愛していたらしく、死ぬ前に生まれ変わってもあんたの女房にしてくださいと父に言ったそうだ。二人して最後の別れを惜しんで抱き合って泣いたそうだ。

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