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健康をアピールする健康食品

 

僕の父親はお酒が好きで肉が大好き。健康診断では医師から注意されることが多かったに違いないが食生活は改善せず、健康食品や健康に良いとされるいろいろなサプリメントを試していた。肥満は解消せず、60代後半から病気入院するようになり74歳にして癌で死亡した。

 

毎日の健康維持にカテキンは脂肪を代謝する力を高め、体脂肪を減らすのを助けます。と書かれているだけで、僕たちはこのお茶を飲めば痩せる=ダイエットできると信じて高いお茶を購入する。こうした表示は、消費者により効果を暗示させるように書かれている。

 

これひとつで一日分のお野菜の栄養が取れますなど、健康をうたい文句にした加工食品は沢山あり、その効果を保証するかのような広告がなされているが、本当のところは疑わしい。病気になれば薬に頼るような生き方で、チョッと危なっかしい。病気にならない身体を維持することが望ましい。

 

僕は働きながら子供たちに調理を教えて、僕がいないときは子供たちが自分で調理して食べられるようにした。僕自身が幼い頃に母親から教えてもらったやり方を踏襲し、子供たちは自炊できるようになった。野菜嫌いな時には野菜を育てて食べるように指導した。

 

野生の動物は、新鮮なものしか口にしないので、ほとんど病気にかからない。薬のようなうたい文句の加工食品や何が入っているのかわからない飲食店の料理を頂くよりも、自分で産直市場に行って新鮮食材を買ってきて、基本的な調味料だけで味付けした料理を頂いている方がより健康を維持できるだろう。

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