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女子力を鍛える

 

僕は、幼い頃から母親に料理や裁縫を習って、お手伝いをしていた。粉洗剤を使った皿洗いから砥石での包丁研ぎ、タライに洗濯板を使ったお洗濯から水で濡らした新聞紙を畳の上にちぎってばらまいてほうきでの掃除、薪をくべて炊くお風呂など毎日、忙しくしていたが楽しかった。

 

小学生の頃は、余り布で釣竿入れを作ったし、既製服のほつれ直しなどもしていたし、中学生になると既製服を作り直してオリジナルな洋服にしていた。大学生となり田舎から都会での一人暮らしになっても家事に困るということはなかった。社会人となり、ひとり暮らしをしていても家事は楽しく裁縫なども上手くなり、洋服まで縫うようになった。

 

スーパーの特売や少し傷んだ野菜などを安く買ってきて漬物にし、調理して食べていたので食費は安く済ませることができた。結婚して、子供たちができてからも家事をして、手料理を振る舞っていた。おかげで子供たちからの信頼も厚かったと思う。63歳を過ぎても大病もなく健康でいられるのは女子力を鍛えているからだと思う。

 

 

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