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健康的な食生活

 

農林水産省の発表によると、私達の身体は食べたものでできており、人は、生きていくために色々な栄養素が必要です。健康に生きていくために、必要な栄養素を食事からとらなくてはならないからです。一つの食品で一日に必要な栄養素を全て含んでいるものはないので、肉、野菜、フルーツをバランスよく食べる必要があるとあります。
 
栄養素が足りないかもしれないから……と安易に健康食品に頼る前に、バランスのとれた食生活を心がけましょう。健康食品を使うことで、特定の成分をとりすぎてしまい、健康を害してしまうおそれもあります。新鮮な食材をたくさんの種類、たくさんの調理方法で身体に摂取することで健康は保たれます。
 
人類100万年の歴史の中で、加工食品は戦後半世紀の間に普及してきましたが、それまで人類は、新鮮食材を中心に発酵食品や塩漬けなどの保存食品を食べて生きてきました。50年÷100万年=10万分の5、2万分の1の年数しか加工食品を食べていないのです。便利な食事が開発されましたが、添加物もたくさん入っています。
 
この50年間、人類は添加物がたくさん入っている加工食品をたくさん食べるようになり、食生活は格段に良くなったと思っていますが、本当のところ身体によくない成分、半世紀前までの食事では身体に入ることのなかった有害な成分を取り続けているのかもしれません。
 
ラジウムの青い光に魅了されたノーベル物理学・化学賞受賞者のキュリー夫人が、ラジウムが身体に良いと思い込み、化粧品や石鹸などいろいろなモノにラジウムを入れて発売され、ラジウムが身体に良いと思い込んで摂取した欧米の女性が次々と放射能被害にあった事件もあります。
 
この半世紀、多くの食品添加物にも身体に良いとされて使われていたモノでも、その後、身体に良くないからと使用禁止になったものもあれば、他国では禁止になっていないものや、新しい化学添加物が開発されて使用されています。また、重金属などが含まれているかどうかも検査しないで輸入されている食材もあります。

 

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