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安心して食べることができる手料理

 

僕は63歳になりますが、同年代の方で何かしら病気になっている方が多いです。癌で入院した、大きな手術をした、糖尿病を患っている、肥満だから体重を落としましょうと言われている、内臓脂肪が溜まっているので軽い運動を毎日続けてください…健康な人を探すのが難しいほど。

 

大人になれば、自分の好きなものを食べることができますし、収入があるので好きな飲食店で済ませることもできます。面倒がり屋になり、出汁の素を使ったり、市販のドレッシングを使ったり、冷凍食品を使ったり、○○の素で調理したり、手料理よりもお惣菜を買ってきてしまいます。

 

朝は添加物たっぷりの菓子パンに合成甘味料だらけのジュース、昼は添加物オンパレードのインスタントラーメンに添加物で腐らないようにしているおにぎりや何度も使っている危険な油で揚げたから揚げで済ませ、夜は何が入っているかわからない海外物の食材で調理された飲食店で仲間と一緒に食べている方も多いです。

 

僕は週末になると、朝から産直市場に出かけてキッチンに立ち、1週間分の調理を行います。作ったものは冷蔵庫や冷凍庫に保管して食べています。地元の農家の方や漁師の方からのいただきもので食事をしていますので、安心して食べることができます。肥満体だった身体も標準体重に自然となりました。

 

若い頃の僕は、出汁は取らず、○○の素を使って調理していましたし、添加物入りのお味噌が好きでした。八宝菜もマーボー豆腐も○○の素で作っていました。パスタソースも冷凍された添加物だらけのものを美味しく頂いていました。菓子パンも大好き、コーラなどの炭酸飲料もお菓子も大好きでした。

 

こうした食事をしていると満腹感がなく、いつも空腹でいつでも何でも食べるようになります。体重はドンドン増えていきますが満腹ではありません。イライラするようになりますし夜もよく眠れません。夜中にお便所に行きたくなって起きてしまいます。年に何度か入院するほど内臓は悪くなっていました。

 

野菜や果物などバカ高くて買えないと思っていました。から揚げなどのフライや菓子パン、お菓子やアイスクリームの特売、インスタントラーメンの安さは魅力的でした。身体を壊して入院して健康管理は医者の仕事ではなく、自分自身の食事からなのだと初めて思い知ることになります。

 

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