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料理の多様性を楽しむ

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料理にはいろいろなレシピがあり、ネットでもテレビ番組でも紹介されている調理の方法にこんなにも違いがあるのかと驚きますが、その違いがあるからこそ料理は楽しいのだと思います。有名な調理人が、基本となる家庭料理を作ってくださいますが、調理方法にもなるほどと思えることが多くあります。習った調理方法を試してみて、美味しくてやってよかったと思えることも多いです。

 

僕は、いろいろな調理方法を習えばやってみて、自分の舌で確かめて美味しいと納得するタイプですが、頑固に自分の調理方法にこだわっている方もいます。それも良いと思いますが、こうした方の中には、相手のやり方を否定して、そんなまずい料理など食えないだろうと感じるような表現をされる方もいます。習った調理方法にこだわるのは良いことですが、他の人の調理方法を一方的に否定するのはやりすぎではないかと思います。

 

結婚して、親と同居するようになった新婚さんの妻が、料理を手伝うようになると、姑さんが味付け方など、細かい指示を出してお互いに信頼しあえなくなり険悪な仲になってしまうことがよくあります。同じ料理でも年齢によって味付けが違いますし、年寄りになると脂っこい料理は苦手になってきます。お互いに歩み寄りができず特に頑固なのが料理ですが、多くの人は別にプロに教わったわけでなく親からのレシピです。

 

いろいろな調理方法があることを楽しめる心の余裕がなければ頑固者ですし、かたくなに自分のレシピが正しくて他のレシピは美味しくないと突っぱねていれば嫌われやすいです。こうした態度でいれば、周りの人が避けるようになり人間関係もギクシャクしがちになります。いろいろなレシピがあって、それぞれに美味しいと感じているなら、それを認めてあげることが大切ではないでしょうか。

 

料理方法の話をすれば、その方の性格がわかります。頑固な方は距離を置いておこうとしますし、気が合えば、仲良しになれます。いっしょに調理を楽しんで遊べるようになれば、キッチン用品を見に行って楽しむこともできます。頑固な人と友達になりたいと思う人は少ないと思うので、文化の違いに寛容で融通性のある人になってください。

 

音楽と料理は言語を必要とせずに世界中の人々と交流できるツールです。カナダの方にはピザを作り、アメリカの方にはステーキを作ってあげる。サーモンの塩焼きや石狩鍋を作ってあげたり、フライパンで肉じゃがを作ってあげる。ビートルズの曲をピアノの弾き語りで歌ってあげたり、ギターでスタンドバイミーを歌ってあげると皆さん笑顔になります。

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