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カロリーを気にして不健康になる

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ダイエットしたいからと、コンニャクばかり、バナナだけ、リンゴばかり、極端に食事制限して身体を壊してしまう。こうした極端な偏食こそ不健康の原因となる。身体をつくるには多くの素材が必要で、万遍なく必要な量を多くも少なくもなく適量を身体に入れてあげることが必要で、それこそが食事の目的。

 

食事は、身体を健康に保つための必要な素材を集める作業であり、好みのものを食べている状態では、偏食になり栄養が偏り、身体をしっかりと健康につくることができない。それすら気が付かないで、好きなものばかり食べる偏食を好むようになり、病気になって内臓脂肪過多ですと云われても、薬さえ飲んでいれば大丈夫だと勘違いしている方は多い。

 

食事はどの食材や料理が何カロリーなのかだけ見て注文している人もいる。食材には、新鮮なものと新鮮でないものとでは、同じ食材でも、同じカロリーでも栄養素はかなり違っている。新鮮なものの方が、はるかに栄養があるのに、安くて便利だからと、いつ調理したものかわからない加工食品に頼っている人もいる。

 

新鮮な食材を新鮮なうちに調理して食べている人は、肌艶も良いし健康だが、同じ食材でも加工食品に頼った食事をしている人は、新鮮な食材にはあった栄養素がなくなっているので肌艶もなく不健康になりやすい。人間以外の生き物は、新鮮な食材を食べて生きている。新鮮食材は生きるために必要な栄養素が詰まっている。

 

人間だけが、自分の都合に合わせて加工食品を開発して長期間保存しても食べられる食材を提供できるようになった。まったく同じ食材で、同じカロリーであっても生きるための栄養素は失われている。動物は健康で新鮮なものだけを選んで食べている。加工食品はあくまでも非常食と考えた方が健康には良い。

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