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売るに売れない不動産

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和歌山県には白浜という有名な温泉町がある。今でも、別荘の開発が行われているが、中古の別荘やマンションの売り出しも多い。安くしてもなかなか売れないで困っている状態で朽ち果てている。お住まいになっている方がお亡くなりになり、残されたご家族の方は都会で暮らしているし、設備が古くて住めたものではない。

 

取り壊しには多額のお金が必要だし、住まないのであればと売り出すのだが買い手がつかない。こうして、地区によっては半分が空き家になっており自治もままならない状態になっている。新築の別荘なども実働は年間数日で、購入者がなくなれば途端に使われなくなる。転売しようとするが、設備が古く汚いので売れないで困っている。

 

車は、中古でも売れるが不動産は地区によっては誰も買い手がつかない。都内でも、徒歩10分以上になるとマンションや戸建ては売れないと聞いたことがある。やはり、不動産は立地が決め手になり、立地が悪いなら賃貸にしておく方が資産の目減りは少ない。ただ、田舎では賃貸マンションなどはなく、ボロボロの借家か賃貸アパートしかない。

 

都心では、リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修したり、リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元(修繕)したりして、再販したり賃貸にしたりするまれなケースも観られるが、参加する企業は少ない。不動産業者も銀行も積極的にやらないのは儲けが薄いからで、こうして新築物件がどんどん増えていく。

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