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チヤホヤされるといい気になって  

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芸能人や社長さんや政治家、医者や弁護士や先生…世の中にはチヤホヤしてくれる仕事や役職に就いている人がいる。彼らは往々にしてワガママ(自分勝手)でチヤホヤされないと気分を害して、人を見下した偉そうな態度をとる。我慢して、言われたままに付き合っているがはらわたが煮えくり返ることもある。

 

「先生と言われるほどのバカでなし」と昔から言われるように、チヤホヤされていい気になるのではなく、謙虚さや感謝やいたわりの気持ちを失くさないようにしなければならない。チヤホヤされている人同士は仲が良く、頻繁にお付き合いもしているがそれ以外の人には横柄な態度が目立っている。

 

高級リゾートのエレベーターでホテルマンと勘違いされて、「君、どうしてドアを開けないんだ!」と怒鳴られたこともあれば、高級レストランで珈琲をスーツにかけられたこともある。高級ホテルで配車を待っていると、割り込んでくる方もいるし、グリーン車の社内では電話を掛ける人、お弁当を食べてゴミを車内の通路に出している人もいる。

 

チョッとでも気に入らないことがあると大声で怒鳴るのは常套手段。ファーストクラスのお客様、お金持ちのお客様は、皆さま上品でおしとやかですと水商売の方が話しているが僕には信じがたい。他人から叱られない状態になりチヤホヤされていると人は横柄な態度が身に付く。

 

仕事がら、全国の社長様の接待でこうした場所に行くことがあるが、僕はこうした人種には見えないらしく、ホテルマンと間違えられたり、ウエイターと間違えられたり、役員の引率をしている平社員に間違えられたこともある。謙虚にしていると貧乏くじを引くこともあるが、謙虚でいようと思う。

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