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他人のあら捜しをしてしまう

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子供が自分の部屋を掃除してお母さんに報告する。お母さんは、子供部屋に行って「まだ、机の中が整理できていないわね!」と指摘する。途端に、子供の顔が曇り、それ以後、子供は掃除をしなくなり母親には反抗的になった。どうして、最初に褒めてあげることができなかったのでしょう?

 

妻が風邪で寝ているからとご主人が手料理をして妻のところに持って行ってあげる。妻は、立ち上がり台所に行って「こんなに散らかしてどうするのよ!」と言ってしまう。途端に、ご主人の顔が曇り、それ以後、ご主人は台所に立たなくなり妻とは距離を置くようになった。どうして、最初に感謝することができなかったのだろう。

 

自分の経験やこだわりなどが、褒めることや感謝することを忘れて、指摘することを選んでしまう。そのため、指摘された人は気分を害して、その人と付き合いたいと思えなくなる。できないことはニコニコしながらフォローしてあげればいいではないかと僕は思う。

 

他人がどう思うかを真っ先に考えて行動できるようになれば、他人から信頼される態度もおのずとわかってくるが、自分が思ったことを真っ先に何も考えないで口にする人は嫌われていく。年取るにつれて、物申すという態度が目立ってくるが、嫌われる原因でもある。

 

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