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偉い人ほどよく切れる

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宗教家は人々を幸せにするために指導する立場の人だが、信者に自殺を強要したり財産を没収したり、他宗の信者から略奪したりすることを強要する方もいる。説法している内容は素晴らしいが、気に入らないことがあると、途端に態度が豹変する。怒鳴りだすと誰にも止められない。

政治家も集会場に集まってくる民衆には優しく接しているが、便宜を図ってほしい人にペコペコされているうちに傲慢な態度が身についてくる。偉い政治家ほど秘書に対して偉そうな態度を示すことで自己主張している方がいるが、映画で観るやくざの世界と同じに見える。

クリニックなどの医師や学校法人の先生や個人事業主の方もホテルやレストランなどで、自分への対応が不満だと烈火のごとくお怒りになっている姿を観ることがある。僕は、有名な会員制リゾートホテルでホテルマンだと勘違いした宿泊客にホット珈琲のポットを投げつけられたこともある。

多くの人から尊敬を集めている人ほど傲慢で身勝手な行動をとるようになる。いつも、周りの人からチヤホヤされていると、それに慣れてしまい、チヤホヤしてくれている人が自分の周辺にいつもいないと気が済まなくなる。特別扱いに慣れきった人は、自分の態度が傲慢で横暴な態度だとわからない。

普通の人と同じ扱いをされることに不満を持ち、自分だけ特別扱いされないと気が済まない。自分は偉いんだぞ!お前のような凡人に、こんな扱いされる覚えはない!と言わんばかりの態度。私だけ特別扱いしなさい!と強要する態度のどこに人は尊敬の念を抱いているのだろう?

人を指導している人ほど傲慢で強引な態度が目立つ。「~しなさい!」といった命令口調や「どうして~できない!」「どうしてダメなの!」といった強要な態度が目立つようになる。あら捜しをして問い詰める態度が大好き。人としてこうした態度は反省すべきだと思うが、誰も怖くて注意できない。

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